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能楽トリビアTrivia

Question58 能楽専門の美術館ってあるの?(2009年4月2日追加)

イラスト

能楽に特化した美術館としては、石川県金沢市の金沢能楽美術館があります。同美術館は2006年10月に開館し、能楽の魅力をたっぷりと楽しめるさまざまな工夫がなされています。昭和7年に建てられた金沢能楽堂を再現展示した模型を設け、能舞台の構造や舞台裏を俯瞰できるようにしたほか、会場内の展示室には実際の能舞台と同じ大きさの空間を構成。そのなかで能舞台の演者、奏者を等身大の映像により紹介しています。普段はなかなか入れない、実際の能舞台の上での能楽を体感できます。

なぜ金沢にこのような美術館ができたのでしょう? 金沢は宝生流の能楽が盛んな土地柄で、「加賀宝生」として名を馳せてきました。江戸時代に加賀藩主の前田家が宝生流を積極的に支援したことにより、武士階級のみならず、庶民の中にも幅広く普及しました。「空から謡が降ってくる」と言われたほど盛んだったようです。そういう背景があります。

同美術館では、板の間の広い研修室も設けており、子ども向けの能楽体験講座を開催するなど、仕舞、狂言、囃子の次世代への継承にも力を入れています。


イラスト:坂木浩子
今までのトリビア

「能楽トリビア」は作成にあたってこちらの文献を参考にしています。


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