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演目事典

草紙洗 :PhotoStory


四月半ば、清涼殿で歌合の催しが始まった。
栗田新太郎、森茂好、内田安信
紀貫之が小野小町の歌を詠みあげると、帝は絶賛する。
喜多節世、香川靖嗣 ほか
小町の相手、大伴黒主が、小町の歌は万葉集からの盗作だと言い、証拠の草子を見せる。
栗谷新太郎、森茂好
嫌疑をかけられ、嘆く小町だったが、草子の墨付きなどに不審な点を見つけ…。
松本忠宏 ほか
貫之を介して、帝に草子を洗いたいと申し出る。
観世元昭、高橋弘
草子を洗うと、黒主が小町の歌を盗み聞きして書いた歌が消えていく。
観世元昭
喜ぶ小町は帝に洗った草子をお見せし、黒主の悪だくみが露見した。
観世元昭 ほか
小町も帝も黒主を許し、和解のめでたい雰囲気のなか、小町は舞装束となる。
観世元昭 ほか
小町は春霞の立つ様子を現して舞を始め…。
松本忠宏 ほか
御代を寿ぎ、和歌の道を讃えて舞った。
観世元昭
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写真:森田拾史郎

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