曽我十郎祐成(すけなり)、五郎時致(ときむね)の兄弟は、父の仇討ちに出ようと決意した。 宇高通成、広田幸稔、他 仇討ちに出る前、兄弟は母の許を訪れる。弟・時致の勘当を解いてもらい、そして別れを告げるため。 梅若万三郎、梅若紀長 母は「出家する」という約束を破った弟を許さない。兄がとりなしても頑なに拒むのみ。 中森晶三、本田博保 兄弟は、許さない母に失望し、泣く泣く別れを告げる。去り難い思いを残しながら。 宇高通成、広田幸稔、他 ついに母もたまらず引きとどめ、兄弟は母と和解の涙を流し、門出の酒宴に移った。 梅若紀長、梅若万佐晴 勇み立つ心を合わせて、兄弟で舞う。 梅若万三郎、梅若紀長 仇討ちの本懐を遂げ、曽我兄弟の名を留めよう。 笠井陸、大村定 [一時停止中。画像クリックで再開します]
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写真:森田拾史郎
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