都を見てまわった旅僧が、続いて宇治の名所をめぐる。 森常好 里の老翁が、平等院にある「扇の芝」のいわれを語り、旅僧はそこで自害した源頼政を弔う。 大島政允、坂苗融 法体に甲冑をつけた頼政の亡霊があらわれ、世のはかなさを語る。 観世銕之丞 落ちのびて平等院に入った頼政は、宇治橋の橋板を引きはがして敵兵を待ち構える。 津村禮次郎 宇治橋の下には白い川波が逆巻き、橋の上には源氏の白旗がなびく。 梅若靖記 川を渡ってきた平家に圧倒されながらも、頼政は決死の覚悟で戦う。 関根祥六 追い詰められた頼政は、刀を抜き、扇を敷いて、辞世の歌を詠む。 関根祥六 [一時停止中。画像クリックで再開します]
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写真:森田拾史郎
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