里女が旅僧に、藤原定家が建てた時雨の亭についてのいわれを語る。 津村禮次郎 里女は、さらに式子内親王と定家の禁じられた恋について語り始める。 奥善助 里女は、定家の恋の妄執が葛となって、今も内親王の墓にからみついていることを悲しむ。 友枝喜久夫 式子内親王が墓から現れ、旅僧に読誦を感謝する。 桜間道雄 妄執から解き放たれた式子内親王は報恩の舞を舞う。 観世銕之丞 しかし、舞い終わった式子内親王は、再び定家葛がまとわる墓へと戻っていく。 近藤乾之助 式子内親王は暗闇の墓の中へと消えていく。 桜間右陣 [一時停止中。画像クリックで再開します]
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写真:森田拾史郎
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