熊野詣でから都へ帰途についた臣下は、旧都の難波で老人と若者に出会う。 杉浦元三郎、武田尚浩 老人は、難波に咲く梅を、仁政を敷いた仁徳天皇に例えた歌の心を説く。 梅若万紀夫、ほか 老人は、その歌を詠んだ百済の王仁であると明かし、夜に舞楽演奏に来ると言い、消える。 喜多六平太 梅の精が現れ、舞楽の準備として、鞨鼓台を据え、笛を吹いた。 山本則俊 夜半、王仁とともに現れた木華咲耶姫が優美な舞を舞う。 梅若紀長 続いて王仁も、舞楽を奏し始めた。 梅若万紀夫 時に神のごとく颯爽と舞い、 杉浦元三郎 時に異相を現わして荘重に舞う。 金井章 春鶯囀ほか、数々の舞楽を奏して、治まる御代を寿いだ。 喜多六平太 [一時停止中。画像クリックで再開します]
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写真:森田拾史郎
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