春の大阪・天王寺。父・高安通俊に家を追われ、弱法師(よろぼし:盲目の乞食僧)となった俊徳丸が現れる。 粟谷新太郎 そこでは、後悔した通俊が僧や貧者への施しを行っていた。俊徳丸は、香りで梅の落花を知る。 泉雅一郎 わが子と気づかず通俊は、花も施しの一つと風雅を感じつつ、俊徳丸に施し物をする。 松山隆之 その恵みに感謝する俊徳丸は、仏法を讃え、天王寺の由来を語る。 富山礼子 通俊は、弱法師がわが子だと気づくが、人目を憚り、夜に打ち明けることにする。 山崎正道、殿田謙吉 俊徳丸は、夕日を拝む瞑想に入り、難波の絶景を心に描く。 観世清和 父だと名乗り通俊の前から、俊徳丸は逃げてしまう。しかし、やがて一緒に郷里へ帰った。 坂真次郎 昔は、俊徳丸が妻を伴う場合もあった。 梅若六郎、梅若晋矢 [一時停止中。画像クリックで再開します]
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写真:森田拾史郎
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