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演目事典

藤戸 :PhotoStory


老婆は、領主・佐々木盛綱を「漁師の我が子を殺した」と咎めた。
栗谷新太郎
「先陣のための海の道を教わったが、他言を恐れて殺した」と盛綱は告白。
浅見真高 ほか
半狂乱となり涙にくれる母に、盛綱は亡者のための管弦講を約束する。
豊嶋訓三
漁師の弔いが始まると、亡霊が凄惨な姿を見せた。
片山九郎右衛門
本来なら恩人のはずが、無残に刀で刺し通された。
関根祥六
闇の中、海に沈められ、
津村禮次郎
岩の間に挟まった。
桜間辰之
悪龍と化し、恨みを晴らそうとしたが、回向を受けて成仏しよう。
関根祥人
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写真:森田拾史郎

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