山姥の曲舞で有名な都の遊女(百ま山姥)。お供と善光寺参りに出かけ、越後国境川に着く。 本間英孝、他 急に日が暮れて、近くの女の庵に泊めてもらう。女は山姥だった。 藤村健 いったん姿を消した山姥は、夜半に真の姿、異形のかたちを現した。 本間英孝 山姥の山廻りする苦しさに触れ、 松井彬、安田登、大島衣恵 深山幽谷の凄さを語り、仏法を説く。 藤村健 遊女の曲舞に畳み掛けて、舞う。 片山清司、観世銕之亟 山々、里々の人びとを助けてきたが、妄執に囚われている。 坂真次郎 山廻りするように輪廻の道を離れられない。 橋岡久馬 こうして我が名をもった遊女と会えたのは、他生の縁か、名残惜しい。 香川靖嗣 移りゆく四季とともに山廻りする様を見せながら、山姥はどこへともなく消えた。 喜多節世 [一時停止中。画像クリックで再開します]
|
写真:森田拾史郎
PhotoStoryは自動で開始します。停止するには写真をマウスでクリックしてください。