流儀 | 五流にあり。喜多流では「鬼界島(きかいがしま)」、他の四流では「俊寛」 | |
分類 | 四番目物、人情物 | |
作者 | 不詳 | |
題材 | 「平家物語」巻二・三、「源平盛衰記」巻九・十 | |
季節 | 秋(旧暦9月) | |
場面 | 前場 | 治承2年初秋の都 |
後場 | 同年9月、鬼界島(鹿児島県大島郡三島村) | |
作り物 | 舟 | |
登場人物 | シテ | 俊寛 |
ワキ | 赦免使 | |
ツレ | 藤原成経(ふじわらのなりつね) | |
ツレ | 平康頼(たいらのやすより) | |
アイ | 従者 | |
面 | シテ | 俊寛(専用面) |
装束 | シテ | 角帽子(花帽子/唐帽子/黒頭)、水衣、着付・無地熨斗目(着付・小格子厚板)、腰蓑、腰帯、扇、水桶を持つ |
ワキ | 素袍上下、着付・段熨斗目、小刀、扇。後では文を懐中する | |
ツレ(成経) | 水衣、着付・無地熨斗目、腰帯、扇 | |
ツレ(康頼) | 角帽子、水衣、着付・無地熨斗目、腰帯、扇、数珠 | |
アイ | 狂言上下、着付・縞熨斗目、腰帯、扇。後では棹を持つ | |
場数 | 二場 | |
上演時間 | 約1時間30分 |