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ここでは、インタビュー本文でご紹介しきれなかった、山口安次郎さんの魅力的なエピソードを、ご紹介します。 安次郎さんはとてもお元気で、90歳代以降も、飛行機で海外への旅をされてきた。元気の秘訣は?と尋ねると「好きな仕事をしているからと違いますやろか」とニヤリ。本当に織りの仕事がお好きなのだ。 95歳でフランスのリヨンに行ったときも元気に機上の人となった。エールフランスに乗ったのだが、到着後、機長から操縦室に呼び出しがかかった。長いこと機長をやっているが、95歳の人を乗せたのは初めてだ、と感慨を込めて言われたそうである。 飛行機の話でもうひとつ。これは国内だが、102歳になってから北海道の呉服屋さんの招待を受けて、また機上の人となった。そのときの話を巌さんが明かす。「航空機のチケットでは年齢をバーコードで読みますやろ。それが読み取れるのは二桁までだそうで、100歳以上の人は年齢を正確には書けませんと言われて。じゃあ、しょうがない02歳にしとけ、言うて。2歳になりました」。そういう機会も、普通の人にはなかなか巡ってこないだろう。
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