庭掃きの老人、山科荘司は女御に恋をする。女御から言伝てに、重荷を持ち庭を廻れば、姿を見せようと言われ……。 南條秀雄 望みを抱き、一生懸命持とうとするが、あまりの重さに持ち上げることはできない。 津村紀三子 力を使い果たし、絶望の淵に立った荘司は、女御の仕打ちを恨む。 梅若靖記 大臣の従者は、荘司が死んでいるのを見つけ、大臣に知らせる。 善竹十郎 大臣に促され、庭に出て荘司の骸を見た女御は、動けなくなる。そこに荘司の亡霊が現れ……。 観世喜之 女御への強い怨念を語りだす。 観世銕之丞、片山慶次郎 深い恨みをもって、女御を責める。 観世栄夫、他 しかし、荘司は恨むことを止め、女御の守り神になる道を選んだ。 梅若六郎、梅若晋矢 [一時停止中。画像クリックで再開します]
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写真:森田拾史郎
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