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演目事典

鵜飼 :PhotoStory


ここは甲斐国石和。旅僧の前に鵜使いの老人が現れる。禁漁を犯して殺された、悲惨な末路を語る。
金剛永謹
老人は、罪障のもとになった鵜使いの有様を見せよう、と湿った松明を振り上げた。
中森晶三
鵜籠を開き、荒々しい鵜どもを、ばっと石和川に放つ。
金剛永謹
篝火に驚く魚を追い回し、鵜に呑ませる。こんな面白い漁はない。
三川泉
面白い時も月が照らせば終わる。打ちひしがれる亡霊も、闇路へ消えなければならない。
橋岡慈観
旅僧たちは、河瀬の石を拾っては法華経の経文を一字ずつ書きつけて波間に沈める。この供養が罪人を救う力になる。
森常好、舘田善博
閻魔大王が激しい勢いで現れ、告げた。“地獄は人の眼の前にあり、悪鬼は人の心に巣食う。”
梅若万三郎
“鵜使いは罪深い。だが、心に感じて僧をもてなした行為に免じ、極楽へ送ることになった。”
浅井文義
“有難い法華経の教えを頼りに、慈悲の心を持ち、僧を供養せよ。そうすれば罪人も救われる。”
橋岡久馬
石和の地には、かの鵜飼と目される、勘作という名の鵜使いの像がある。
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写真:森田拾史郎

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